第55回 セントラル硝子国際建築設計競技
テーマ

ボディ・カルチャー・クラブ
今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。トップ・アスリートによるしのぎを削る戦いに、多くの人が魅了されることでしょう。また、その刺激を受けてスポーツをはじめる人も出てくると思います。
スポーツという言葉から最初に思い浮かぶのは、上記のようなトップ・アスリートによる競技スポーツだと思いますが、現在では、老若男女、だれもが楽しめる、人生100年時代に向けた健康維持のための生涯スポーツも増えてきました。そのほか、リハビリと関連したスポーツや障害者スポーツなども広がっています。
このように、さまざまなスポーツがある中で、他人と競わず、自身と向き合い、文化として高めたスポーツを、「ボディ・カルチャー」と呼びます。この「ボディ・カルチャー」を実践する場、交流する場である「ボディ・カルチャー・クラブ」が今回のテーマです。
「クラブ」は、学校や会社のように義務化されたものではなく、自主性があり、当事者によってつくられ、組織されるもので、共通の趣味や興味を持つ人びとが集まる団体です。文芸クラブ、歴史クラブ、スポーツクラブなどがありますが、現代では、まちづくりに影響を及ぼすものや、非常時に活躍するクラブもあり、メッセージ性があります。
この「クラブ」という意味を踏まえて、「ボディ・カルチャー」による空間を考えてください。「ボディ・カルチャー」の捉え方を示し、できるだけ具体的な建築を提案してください。
みなさまの応募をお待ちしています。

審査委員
(敬称略)

<審査委員長>
内藤 廣(内藤廣建築設計事務所)

<審査委員>
隈 研吾(隈研吾建築都市設計事務所)
亀井 忠夫(株式会社日建設計)
青木 淳(青木淳建築計画事務所)
賀持 剛一(株式会社大林組)
塚本 由晴(アトリエ・ワン)
髙山 聡(セントラル硝子取締役常務執行役員)

賞金
最優秀賞
1点/200万円(税込)及び記念品
優秀賞
2点/各30万円(税込)及び記念品
入選
4点/各10万円(税込)及び記念品
(以上、一次審査通過作品)
佳作
10点/各5万円(税込)
応募方法

本コンペに応募するためには、事前に下記ウェブサイトの登録フォームから登録を行ってください

提出物
提出図面
平面図、断面図、配置図(縮尺は自由)、透視図もしくは模型写真、その他設計意図を表現する図あるいは説明文なども加えることは自由ですが、説明文は200字以内とします。
用紙
中判ケント紙またはそれに類する厚紙(600mm×840mm)1枚に図面および説明文を収めてください。表現方法は自由ですが、パネル化しないこと。
提出方法

提出用紙の表面右下に35ポイントの文字サイズで登録番号を明記してください。登録番号以外の応募者を特定できる内容は記載しないでください。裏面は白紙としてください。

提出先

株式会社新建築社「セントラル硝子国際建築設計競技」係
tel. 03-6205-4382
〒100-6017 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング17階

スケジュール
登録・応募締切
2020年8月31日(月)
1次審査結果発表
2020年9月下旬
公開2次審査
2020年10月24日(土)会場:東京国際フォーラム
2次審査結果発表
審査の結果は、『新建築』2021年1月号ならびに『a+u』2021年2月号に発表します。
主催

セントラル硝子株式会社

後援

株式会社新建築社

詳細

http://www.cgco.co.jp/kyougi/


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