2019年度 第65回工高生デザインコンクール
設計課題

「2025年のお祭り広場」

「人類の進歩と調和」をテーマにかかげ、かつて大阪の地に「お祭り広場」がありました。
1970年、大阪万博の「お祭り広場」は日本国中の人々が集まり、海外からの観光客で溢れかえりました。その中心では岡本太郎の「太陽の塔」が圧倒的な存在感で人々を魅了し、「ハンパク(反博)」の声も巻き込み、新しい時代の先駆けを感じさせたといいます。
おりしも2025年には大阪で万国博覧会が開催されることが決定しました。今後さまざまな問題点を解決しながら、未来につながる建築的空間が創られていきますが、その際、将来を見据えた計画性はさらに重要なものとなります。
建物をつくって壊して完結するのではなく、さまざまな建築要素のうち、場所・材料・コミュニティなど少しでも多くのものがイベントの後にも永く受け継がれていく広場を提案してください。2025年という未来におけるお祭りとは何か、広場とは何かを考え、大阪に限らず、自分たちのまちに「お祭り広場」を創ってあたたかくお迎えしましょう。

設計条件
  1. 敷地
    敷地の大きさ形状とも自由とし、具体的な敷地を設定する。
  2. 規模
    延べ面積、構造、階数は自由とする。
  3. 所要室
    使用方法を想定し、必要と思われるスペースを適宜設ける。
所要図

下記ホームページをご確認ください。

応募条件
  1. 用紙
    用紙はケント紙などの厚手の製図用紙A1判(594mm×841mm)1枚を使用し、直接描くこと。トレーシングペーパーと裏打ち用紙の重ね使用や図面のパネル化は認めない。
  2. 仕上げ(作図、文字)
    所要図等は手書きによる鉛筆仕上げとする。ただし、色鉛筆による着彩は可。
    また、所要図等のうち、透視図(コンピュータグラフィックスも含む)、模型写真のほか、設計説明を補完する図や写真などは用紙に貼り付けてもよい。
    なお、製図用紙への図表等の印刷出力など上記以外の仕上げは禁止する。
  3. 応募資格
    2019年4月現在、高等学校在籍もしくは高専、専修学校の高等課程の生徒で、個人または共同(3人まで)で制作したものとする。
応募方法
  1. 応募書類に、学校名・所在地・学年・氏名を記入の上、封筒に入れ密封し、製図用紙の裏に貼りつけること。(応募書類が足りない場合はこちらからダウンロードして下さい。また封筒の貼り付けは、封筒がはがれない程度で、簡易にテープ止め等で結構です。図面を破損する恐れがありますので、糊のベタ塗りはしないでください。)
  2. 応募作品は学校を通じて提出すること。

※応募記入用紙は下記ホームページからダウンロードしてください。

締切期日

2019年9月30日(月)の消印、あるいは受付印のあるものをもって締め切る。

送付先

〒540-6591
大阪市中央区大手前1丁目7番31号 OMMビル7階
一般社団法人 日本建築協会 第65回工高生デザインコンクール係
TEL:06-6946-6981 FAX:06-6946-6984
E-mail:jigyoka@aaj.or.jp

入選作品数・賞
  1. 入選作品は10点とする。
  2. 入選作品のうちから最優秀賞1点、優秀賞2点を選ぶ。
  3. 最優秀賞・優秀賞作品には、賞状および表彰盾を贈り、その他の入選作品には、賞状を贈る。
  4. 応募者全員に参加賞を贈る。

※入選作品の版権は本会に属する。

入選者発表・表彰式

審査の結果は、各学校ならびに本人に通知するほか、本会の会誌「建築と社会」11月号に発表し、入選作品は翌年1月号に掲載する。表彰式は、2019年11月9日(土)に行う。

審査員
(敬称略)

【審査員長】
矢田 朝士
【審査員】
一階 聡之、小笠原絵理、神谷 浩司、河崎 昌之、近藤 良彦、平岡 健太郎、前田 茂樹、松下 典央、宮本 雅弘

主催

一般社団法人 日本建築協会

詳細

http://www.aaj.or.jp/project/award/design65.html


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