第6回 関東学生景観デザインコンペティション
テーマ

『地域遺産と共存する景観デザイン』

課題

前橋市には、明治から大正期に建造された地域経済の発展の名残である煉瓦倉庫が点在しています。古くは県全体の絹産業の拠点として繁栄しましたが、現在は中心市街地の衰退が懸念されており、様々な課題を抱える一面もあります。そのような中、前橋市民が中心となったまちづくり活動も活発に行われ、前橋らしさに着目した「まちなか再生」は、煉瓦が使われた地域らしさが見え隠れする試みがされています。このように昭和の高度成長や老朽化に伴って、多くの煉瓦倉庫が解体されましたが、残った煉瓦倉庫は、現在の地域文化を支え、用途を変えながらも、まちなかのデザインコードとして、市民に影響を与える地域景観のキーポイントになっているのではないかと考えます。
そこで、今回のコンペティションは、前橋市に点在する煉瓦倉庫の周辺エリアを対象に、市民が普段の生活から感じる前橋の景観「地域遺産と共存する景観デザイン」を募集いたします。「景観デザイン」という立場から、前橋市の特徴と歴史・文化・生活等を考慮し、市民の皆様が「前橋市特有の景観」として親しめるアイデアを学生の皆さんからご期待いたします。

条件
  1. 対象地は、前橋市に点在するレンガ蔵建築物の周辺エリア(広瀬川含めた提案も可)とします。(下記ホームページの別紙①)
  2. 対象地に前橋市民が景観デザインを啓蒙できる企画・構想・計画等を考え、関連する建築デザインまたはランドスケープデザインの提案をして下さい。
応募資格
  1. 2019年8月時点で大学、大学院、専門学校に在籍する学生。
  2. 1次審査を通過した場合に、主催者が実施する公開審査に参加し、提案内容(模型を含む)をプレゼンテーションできること。
  • 個人、グループは問いません。グループの場合、制作者は同一学校の学生で構成してください。構成員は4名までとします。
提出物・提出方法
  1. 所定の応募用紙(下記ホームページの別紙②)
  2. 作品の電子データ(作品をPDF データに収めた CD-R 1枚)
  3. 作品の写し(用紙A3)※事務局確認用/審査用ではありません

1、2、3を事務局あてに提出してください。なお、応募にかかる費用は応募者で負担してください。着払いで送られた作品は受け取りません。

提出先・問合せ

日本大学生産工学部創生デザイン学科 中澤研究室
関東学生景観デザインコンペティション実行委員会 事務局 宛
〒275-8575 千葉県習志野市泉町1-2-1 40号館506号室
E-mail:keikan.dgn*gmail.com(問い合わせ専用)*は@にかえてください。
(問い合わせ専用)担当:鈴木・寺林
※電話での問い合わせはご遠慮ください。

提出締切

2019年9月27日(金)消印有効

最優秀賞    1点(賞状・賞金10万円)
優秀賞     1点(賞状・賞金 5万円)
景観デザイン賞 1点(賞状・賞金 3万円)
佳作      数点(賞状・記念品)
前橋市長賞   1点(賞状)

審査員
(予定)

前橋市民の皆さま
山本 龍(前橋市長)
佐々木 宏幸(一般社団法人日本建築士事務所協会連合会 会長)
栗原 信幸(一般社団法人群馬県建築士事務所協会 会長)
石黒 由紀(前橋工科大学工学部建築学科 准教授)
中澤 公伯(実行委員長:日本大学生産工学部創生デザイン学科 教授)
大内 宏友(日本大学生産工学部建築工学科 教授)
深堀 清隆(埼玉大学工学部環境共生学科 准教授)
田村 裕希(建築家・東京工芸大学工学部建築コース 准教授)

※敬称略

主催

関東学生景観デザインコンペティション実行委員会

詳細

http://www.kgdgncompetition.com/


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