第20回JIA環境建築賞
趣旨

東日本大震災以降の日本は、強風を伴う台風、大雨による地滑りや洪水など未曾有の大災害に苛まれています。市民の安全安心を確保するための建築の考え方も大きく変わらなくてはいけない時代に突入しました。多くの学者たちがそれらは地球温暖化の急速な進行とエルニーニョ現象がその一因と唱えています。一方、福島の原発問題を含め、将来のエネルギーに対する不安はなかなか消えません。このような不安定な状況の中でも建築の使命である安心安全を確保することは必須であり、様々な対応策が迫られています。このように建築には非日常の災害に備えながら、一方では「日常の生活を豊かにする」ための視覚的にも体感的にも満足出来るアイデア出しが重要であると考えます。建築は強靭なだけでも環境的性能の数値が高いだけでも物足らない感があります。そこには新鮮な感覚と美的な世界が繰り広げられることをどうしても期待してしまいます。
SDGsが掲げる環境目標については小学校教育の場でも登場するなど環境問題は市民生活の中にすでに深く浸透しつつあります。また、既存建築を再生するプロジェクトも急速に増加しており、ストックとしての建築の価値も十分に認められる社会となってきました。
建築は制約が多ければ多いほど良いものに収束すると考えています。時代がこれだけの条件を要求しているわけで、その中での建築は良いものが生まれて然るべきと思います。ここ数年、「自然と共にある生活」という生活意識の向上を謳いながら応募を募ってきましたが、多くの建築作品が「生活を豊かにする」アイデアを期待以上に提示してくれました。2000年にスタートしたJIA環境建築賞もこの度、第20回という大きな節目を迎え、環境建築の集大成となるべき建築を広く募集したいと思います。是非奮って応募ください。

(審査委員長 安田幸一)

作品対象

2018年3月末までに日本国内で竣工し実在する建築作品。改修を含みます。
また、同一作品の応募は1回限りとします。作品の他賞への受賞歴は不問です。

応募資格
  1. 応募者は本会正会員または日本の建築士資格を有する、あるいは、海外の相当する資格を有する者である、当該作品の主たる設計者とします。応募作品の数は制限しません。
  2. 審査委員が直接かかわった作品は応募できません。また、審査委員と関係の深い方(師弟・協同者、または同一組織等に所属する方)の作品については、当該審査委員は、当該作品の評価・評決・講評・現地審査等に参加しません。
  3. 応募後の設計者、協同者の変更は一切受け付けませんので、応募時に十分関係者の調整を行って下さい。
審査委員
(敬称略)

安田幸一(東京工業大学):委員長
小堀哲夫(小堀哲夫建築設計事務所)
佐々木邦治(丸の内熱供給)
菅健太郎(Arup)
彦根アンドレア(彦根建築設計事務所)
村田博道(森村設計 )

応募料

応募作品1点につき3万円(JIA正会員は1万円)応募諸費用は応募者負担となります。(一般建築部門・住宅部門 共通)

登録方法
  • 応募を希望する方は、設計者を応募代表者とし、登録用紙(下記HPからダウンロード可)に必要事項を記入して下さい。
  • 登録用紙を同封し、応募料を現金書留でJIA本部「環境建築賞事務局」にお送りください。
登録期日

2019年8月1日(木)【消印有効】

応募図書
  1. JIA環境建築賞登録用紙(A4判)
  2. 建築士免許あるいは海外の相当する免許のコピー(JIA正会員は不要)
  3. 検査済証のコピー(確認申請不要物件は、不要理由を明記した文章)
  4. 募集要項で指定されている必要事項をA3判(横使い)片面4枚以内にまとめ、1.2.3.の書類とともにレール式(あるいはスライドバー)ホルダーなどでまとめてください。(ページ毎に透明ポケットに入れる必要はありません。)
  5. DVDデータ

※詳細は下記ホームページの募集要項(PDF)をご参照ください。

提出期日

2019年8月19日(月)【郵送又は持込にて必着】

送付先・問合せ

JIA環境建築賞事務局(担当:北沢 / mall:saa@jia.or.jp
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-3-18 JIA館 4F
TEL:03-3408-7125 FAX:03-3408-7129

表彰・発表
  • 受賞者は公開審査会の中で審査結果を発表します。
  • 表彰対象者は、設計者、建築主、施工者の三者となります。
  • 表彰式は2020年4月以後を予定しています。
主催

公益社団法人日本建築家協会

詳細

http://www.jia.or.jp/news/detail.html?id=1064