NEWS News

京都会館の適切な保存改修に向けて「京都会館を大切にする会」が京都市へ要望


前川國男氏の設計により建築された「京都会館」は、我が国の戦後のモダニズム建築を代表する名建築である。
本格的なオペラ誘致に向けてホールの天井を高くするなどの機能面の充実を図る再整備計画が2011年6月に京都市から発表された。この計画に対し、「京都会館」の建築空間の特徴としての重要な部分が壊されてしまうという考えから、建築家・吉村篤一氏を代表とした「京都会館を大切にする会」が京都市へ今回の改修計画を白紙に戻し、市民にとって適切なものを議論することを要望した。
また、同会主催で「京都会館のより良き明日を考える-京都会館の適切な保存改修のために」という第2回緊急シンポジウムが2011年12月18日(日)13:30~京都会館・会議場にて行われる。パネリストには、「京都国立近代美術館」を設計された今会の賛同人の一人である槇文彦氏などが参加。(2011.10.25)
同シンポジウム概要は、下記参照。

「京都会館を大切にする会」
「京都会館再整備をじっくり考える会」
呼びかけ人
・木村重信(大阪大学名誉教授、兵庫県立美術館名誉館長)
・斉藤昭彦(建築家)
・志村公夫(建築家)
・鈴木博之(建築史家、東京大学名誉教授、青山学院大学教授、DOCOMOMO Japan代表)
・長瀬博一(建築家)
・前田忠直(建築家、京都大学名誉教授)
・松隈洋(建築史家、京都工芸繊維大学教授、元・前川國男建築設計事務所所員)
・山崎泰孝(建築家)
・吉村篤一(建築家)
・若林広幸(建築家)
計10名(五十音順)
2011年10月17日現在
賛同人は、建築家・槇文彦氏など計77名(2011年10月17日現在)

第2回緊急シンポジウム
「京都会館のより良き明日を考える-京都会館の適切な保存改修のために」
日時:2011年12月18日(日)13:30~16:30
会場:京都会館・会議場(京都市左京区岡崎公園内、地下鉄東西線「東山」駅から徒歩8分)
申込:申込不要、当日先着順、会費無料(カンパ歓迎)、定員300名
主催:京都会館を大切にする会+京都会館再整備をじっくり考える会
パネリスト
第1部
槇文彦(建築家、「京都国立近代美術館」設計者)
富永譲(建築家、法政大学教授)
鈴木博之(建築史家、東京大学名誉教授、青山学院大学教授、DOCOMOMO Japan代表)
第2部
花田佳明(神戸芸術工科大学教授)
横内敏人(建築家、京都造形芸術大学副学長、元・前川國男建築設計事務所所員)
西本裕美(オペラ愛好家、「京都会館再整備をじっくり考える会」事務局長)
司会
松隈洋(建築史家、京都工芸繊維大学教授、元・前川國男建築設計事務所所員)

問い合わせ:kyotokaikan.taisetu@gmail.com

京都会館を大切にする会
http://kyotokenchiku.blogspot.com/