横丁を模したキッチュなフードホールへのエントランス付近に設置されているChim↑Pomによる《ビルバーガー》(2018年)は、以前に歌舞伎町に行ったプロジェクト「にんげんレストラン」(2016年)の会場であった、解体直前のビルのから切り抜かれた3階分のフロアを積み重ね、ビル内の残留物を間に挟み込んだ作品。観光客でごったがえすであろうフードホール(約1,000㎡)のすぐ脇で大量消費社会を暗示している。