創建当初、下足室だった地下空間は、改修前は倉庫になっていて、2015年「PARASOPHIA : 京都国際現代芸術祭 2015」の会場になった際には映像作品が展示されていた。この「裏空間をメインエントランス」にという手法は、青木氏が「O」などの住宅や西澤氏が担当建築家だった青森県立美術館、あいちトリエンナーレ2013でアーティストの杉戸洋氏と協働した《赤と青の線》などの展覧会などで試みてきている、表と裏の反転の手法に接続する。(「PARASOPHIA : 京都国際現代芸術祭 2015」開催時に撮影)