集積される建築   南澤 智規/名古屋大学  牧村 将吾/名古屋大学  鈴木 翔大/名古屋大学

現代にいたるまで、多くのものが集まり風景をつくってきた。人々は集まって暮らし、車は集まって駐車され、情報はインターネットに集められた。自然的、人為的に関わらずありとあらゆるものが集められた現代社会だが、今後集まるもしくは集められるものは何であろうか。またそれによりできる風景とは。
100年、いやもっと先の街並みを想像したい。それは今まで誰も見たことのない「建築が集まる風景」。
人口減少に伴い役割を終えつつある高速道路や公共施設、空家・・・。これらが用途を問わず集積する。そこに人々は住まい、生活する。これは新たな都市のコンパクト化の風景。
私たちは新たな「建築が集まる風景」を描く。