市民が、それぞれの立場から、来るべき社会のVISIONを改めて見通し、自らを変えていく中から、「新しい豊かさ」が生まれる。
「街が成熟する」こととは、そのような「新しい豊かさ」が街に生まれ続けること。
それは、街にくらす市民こそが、あるべき街の「くらし」を根源的に問い直すことから始まる。
「くらし」と「しごと」が、効率追求と多様性への不寛容から分断され、「二つの相互関係から生まれる人と社会の成長の仕組み」が失われている。その様な本質的な課題に対し、「新しい豊かさ」を追求しながら自らが解き続け、初めて「街が成熟する」前提となる「自ら仕掛け続ける」ことを支えるための「くらし」と「しごと」をつなげる「仕掛け」を提案する。