コモンスペースと周辺に開放する共有するスペースを持つ集合住宅の提案。
大規模な団地の最奥にある敷地に、5棟の住宅を設計する。
住宅の機能を細分化し、傾斜地を活かして点在させることにより住戸と住戸の間に様々なレベルのコモンスペースを創造する。
また、周辺へ開放するアネックスと呼ばれる共有スペースを6つ設置する。
ここは周辺に住む子供が使用する学習室や周辺住民が一息できるようなカフェ、この5戸に住まう住人が使用するガレージなどに時と場合に合わせて変化する。
この2種類のスペースにより、現代の希薄になりつつある「ご近所づきあい」をより濃密なものへと変化させ、豊かに過ごせる集合住宅を目指す。