建築家フォーラム 第171回「番町教会見学会(四ツ谷)」
概要

かつて1929年に竣工した遠藤新氏設計の教会があった。その教会は先の大戦により失われている。番町教会の歴史は古く130年を超える。幾多の困難な歴史を経た日本キリスト教会の歴史の中にあり、四ツ谷という立地条件を考えると、きわめて重要な位置を占めている。新築の番町教会にあたって強く意識したのは歴史である。参照したのはまだキリスト教が幾多の分裂をする以前の教会、加えて福音がもたらされる以前の遺構である。聖書と人が向き合う時、建築が貢献することのできる力は光である。分厚い構造の狭間から抜けおちる光。雲から落ちる光の現象をして、薄光光線、別名「天使の階段」と呼ぶ。建築の表現としては実に基本であり、今更テーマとするには憚られるが、この仕事においては他の表現が見当たらない。それだけ原型に近い建物である。二階のバルコニーには一面を占めてパイプオルガンが設置予定である。設置は10月であるので今回の見学には間に合わないが、それ以前の姿を見る最後の機会ともなる。壁は微妙に傾き左官で仕上げられている。パイプオルガンの重低音を受け止めるためである。

(手塚貴晴)

テーマ

「番町教会見学会(四ツ谷)」

案内者・企画

手塚 貴晴 氏(東京都市大学教授)

見学会

2018年9月18日(火)集合15:50 見学会16:00~17:00

会場

日本キリスト教団 番町教会(東京都千代田区六番町7-12)

参加費

建築家フォーラム会員:無料
法人会員(3名まで):無料
一般ビジター:2,000円
学生・院生ビジター:1,000円

申込方法

建築家フォーラムのメンバーの方は、専用のFAX申込用紙もしくは、E-mailにてご予約下さい。

申込締切

2018年9月14日(金)

主催

建築家フォーラム

問合せ

建築家フォーラム 事務局/重巣・秋田
TEL:03-6658-5720 FAX:03-5600-7797
E-mail:kentikuka-forum@kentikuka-forum.net

詳細

https://www.kentikuka-forum.com/single-post/2018/08/22/【第171回のお知らせ】<番町教会見学会(四ツ谷)>