概要 | ミラノ市内には万博関連イベントを開催する施設や地区が多数ありますが、1930年代に建てられたこのトリエンナーレ館には、ミラノのデザインの歴史を辿ることができるデザイン・ミュージアムがあり、万博期間中はイタリア政府公式イベントが開催される、ミラノ市内での中心的な展覧会場となります。 本展はそのデザイン・ミュージアムの正面にあたる50坪ほどのギャラリースペースで、(財)建築文化保存機構が開催いたします。会期は、世界の耳目が集まる万博期間中のJapan Day(7月11日)をはさんだ10日間で、この機会を利用して、日本の建築家たちにとっての建築模型の意味、またその発想の豊かさを世界に紹介したいと考えます。 近年、世界的な傾向として、CGや3次元プリンタが普及し建築模型が制作されなくなってきています。しかし本展では、日本のさまざまな建築家による模型を一堂に展示し、建築模型が持つ魅力(プレゼンテーション用だけでなく、スタディ模型が持つ思考プロセスの変遷など)や文化的な価値を伝え、さらに日本の建築家たちが、身体感覚に基づく設計ツールとして模型を用いることで、ITツールとは異なった、よりヒューマンな空間追求を行っていることを提示します。 |
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会期 | 2015年7月10日(金)~2015年7月19日(日) AM10:30~PM11:00 <プレスビュー> 7月9日(木) PM6:00~/ミラノトリエンナーレ 館内 |
会場 | Triennale di Milano(ミラノトリエンナーレ/イタリア) |
入場料 | 無料 |
出展建築家 (敬称略) |
阿部仁史、井手孝太郎、伊藤節+伊藤志信、乾久美子、内海智行、畝森泰行、遠藤政樹、岡田哲史、北川原温、北山恒、隈研吾、工藤和美+堀場弘、小嶋一浩+赤松佳珠子、小杉栄次郎+内海彩、佐藤光彦、椎名英三、鈴木了二、田井幹夫、髙橋一平、武井誠+鍋島千恵、千葉学、手塚貴晴、手塚由比、内藤廣、仲俊治、中佐昭夫、中村竜治、納谷学+納谷新、西田司、中川工リカ、原田真宏、原田麻魚、坂茂、平田晃久、藤原徹平、古市徹雄、前田紀貞、三浦丈典、山本理顕、横河健、六角鬼丈、渡辺誠、渡辺真理、木下庸子 |
運営 | 東京デザインセンター、寺田倉庫 |
後援 | 国土交通省、経済産業省、在ミラノ日本国総領事館、(独)国際交流基金、(社)日本建築家協会、ミラノ工科大学 |
協賛 | LAMINAM、ハーマンミラー社 |
問合せ | 「建築倉庫」ミラノトリエンナーレ建築模型展 実行委員会事務局(担当:上西) |