概要 | 課題:残余空間に発見する建築 20世紀の建築は〈イデアの塊〉として登場しました。コルビュジエのサヴォア邸はフリースタンディングのオブジェクトとして存在しています。それは一冊の本のような思索の塊であり、身体を通して空間を読み解く人に語りかけます。注意深く観察すると、それは閉じた塊ではなく、大気や地面との応答が織り込まれていますし、その時代や文明にも言及しているように思えます。モダニズムの建築は、切り取られた敷地の上に置かれた〈意味の塊〉として構想されています。その結果、私たちの都市空間は、互いに無関係な建築物の集積のように感じられます。私たちの生活は連続する時間のなかにありますが、それを受容する都市空間は切り刻まれています。〈意味の塊〉 |
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審査員 (敬称略、順不同) |
委員長:北山恒 (法政大学教授) |
賞および発表 |
※賞金は、すべて税込みです。 |
応募資格 | 日本建築学会個人会員(準会員を含む)、または会員のみで構成するグループとします。なお、同一の個人または代表名で複数の応募をすることはできません。 |
応募締切 | 2016年6月24日(金)必着(17:00まで) |
主催 | 日本建築学会 |
後援 | 日本建設業連合会、日本建築家協会、日本建築士会連合会、日本建築士事務所協会連合会(予定) |
問合せ | 日本建築学会 本部事務局 設計競技担当 |
詳細 |