住宅・建材産業に関する調査・研究及び、人材育成等の事業に対して助成・支援する公益財団法人LIXIL住生活財団（以下：LIXIL財団）では、次世代のサステナブル住宅の技術を模索・検証し、地球社会にその技術を発信することを目的に「国際大学建築コンペ」を開催しています。
同コンペでは、北海道大樹町にある環境技術研究機構「メム メドウズ」の敷地をサイトに、サステナブル建築の提案を、世界の建築系大学から研究室から募り、厳正な審査を経て最優秀案に選ばれた作品は、LIXIL財団が支援しながら実際の建設までを行なっています。

今年開催された「第4回コンペ」では、“プロダクティブ・ガーデン ― 大樹町を五感で味わう”をテーマに、世界9カ国・12の大学から作品を募集しました。12作品の中から最優秀賞に選ばれたのは、カリフォルニア大学バークレー校の作品「NEST WE GROW」です。隈研吾建築都市設計事務所監修のもと、6月より実施設計に入り、11月上旬の完成を目指して現在、現地での建設が進んでいます。なお、当地に建つ学生コンペ最優秀作品は、この「NEST WE GROW」で4棟めとなります。

建物の竣工を記念し、地元関係者などを招き、現地にて「竣工式」および設計したカリフォルニア大学バークレー校の学生チームによる作品プレゼンテーション、次回のコンペテーマにそって審査委員各氏にディスカッションしていただく「シンポジウム」などを併せて開催します。
「竣工式」と「シンポジウム」は一般の方でも聴講が可能です。事前登録制になっていますので、ふるってご応募ください。

LIXIL財団では、「メム メドウズ」に建つ作品や当地での取り組みについて、地元の方々や、一般の方々にも広く知っていただきたいと希望しております。

2014年11月22日（土）　15:30～17:20（15:00開場）

• 主催者挨拶
• 「第4回LIXIL国際大学建築コンペ」最優秀作品「NEST WE GROW」作品プレゼンテーション（カリフォルニア大学バークレー校　University of California, Berkeley）
• 審査委員による、次回「第5回国際コンペ」キックオフ・シンポジウム
• 質疑応答

北海道広尾郡大樹町字芽武158-1 （旧「大樹ファーム」跡地）
アクセス　→　http://www.lixiljsfound.or.jp/category/1835702.html

隈　 研吾（建築家、東京大学教授）
野城 智也（工学博士、東京大学副学長）
ダナ・ブントロック（建築家、カリフォルニア大学バークレー校教授）
四方 　裕（月刊『新建築』編集長）：進行　（敬称略）

事前に建築情報サイト［KENCHIKU］の会員登録が必要です（登録無料）
登録ページ（下記ボタンより）から、入力フォームに従って事前登録してください
応募多数の場合は抽選となります
参加者には11月13日（木）までにメールで「参加票」をお送りしますので、当日は「参加票」をプリントアウトして会場受付に提出してください
応募締切：2014年11月10日（月）

若干数

• 現地までの移動は参加者負担となります
• 駐車場あり（事前予約不要）
• カリフォルニア大学バークレー校による作品プレゼンは英語で行われます（会場内遂次通訳あり）
• 竣工式の模様はユーストリームで配信されます（URLは当ページにて後日発表）
• シンポジウム会場（ラボ棟2階）以外の「メム メドウズ」内施設の見学はご遠慮ください

〇今年の4月に行われた公開審査会の結果を伝るLIXILニュースリリース
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2014/070_company_0502_01.html
〇「LIXIL国際大学建築」コンペ公式サイト
http://www.lixiljsfound.or.jp/category/1835715.html
〇「LIXIL国際大学建築コンペ」公式facebook
https://www.facebook.com/LIXIL.IUAC
〇カルフォルニア大学バークレー校チームによるfacebook
https://www.facebook.com/Berkeley.LIXIL.IUAC

公益財団法人LIXIL住生活財団

株式会社LIXIL（総合研究所）、北海道大樹町

「LIXIL国際大学建築コンペ」竣工式運営事務局
株式会社建報社（東京都文京区湯島）
TEL：03-3818-1961（平日9:30～18:00受付）