泉北ニュータウン 公社茶山台団地住戸リノベーションモデル事業 最優秀作品を選定
概要

泉北ニュータウンは、まちびらきから約50年が経過した現在、少子高齢化や人口減少が著しく進行している状況が続いています。そのような中、2015年1月の「泉ヶ丘駅前地域活性化ビジョン」(※)(以下、活性化ビジョン)の改訂を受け、「子育て」「健幸」「創造」をテーマに活性化に向けて取り組むことが示されました。
公社では、活性化ビジョンの取り組み対象エリアに位置する茶山台団地をリーディングプロジェクト団地として位置付け、今後、団地全体の総合的なマネジメントの下、建築とランドスケープによる、活性化ビジョンのテーマに沿ったさまざまな取り組みを進めていくこととしています。
今回、その一環として、昨年度に引き続き、茶山台団地において若年世帯や子育て世帯などの若年層を本地域に誘引するため、既存住宅の住戸改善提案競技を下記のとおりに実施し、最優秀作品を選定しました。

(※)泉北ニュータウン再生の起爆剤として、その中核的なタウンセンターである泉ヶ丘駅前地域の活性化に取り組むために、泉北ニュータウン再生府市等連携協議会が策定した行動指針

<募集期間>
2016年5月30日~6月27日
<業務内容>
2戸1化リノベーションプラン2戸分の設計・施工一式(堺市と公社の連携事業)
<テーマ>
茶山台団地の標準的な間取りである45m²の2戸を1戸にした、90m²の広くて快適なリノベーション住戸プランの提案。

主催

大阪府住宅供給公社(http://www.osaka-kousha.or.jp/

詳細

http://danchi-renovation.com/

■最優秀作品提案者と選定理由
「KYOINADA」共同企業体 ((株)イナダ/京智健建築設計事務所一級建築士事務所)


多くの光を取り込む住空間【イメージパース】

風通しのいいリビング&広々ダイニング【イメージパース】

【選定理由】

  • 実施の背景・趣旨にある、活性化ビジョンのテーマを住戸計画のコンセプトに取り込み、子育て世帯が「家族間から地域への交流・つながり生み出す」ことを目的とした提案であったこと。
  • 平面プランはシンプルだが室内の使い方のバリエーションが豊かであり、多様な暮らし方がイメージできるものであること。
  • 日の字型(※)の特徴的な住戸プランや効果的な土間の配置、段差を巧みに使った外部とのコミュニケーションや収納スペースの在り方など新しいライフスタイルの提案であったこと。
  • 広報効果として、例えば、奈良・吉野杉材企業との連携や動画配信サイトを活用した工事過程や完成後の動画発信、住宅情報誌等への掲載依頼やコンクールへの応募など、さまざまな提案をされたこと。

(※)従来の田の字型の間取りとは異なり、 今回設計者が提唱する「日」の字にたとえた住戸プラン。