住宅建築賞 2017
概要

【新しい時代の住宅】
住宅は、住まい手が、環境を選びとり、建て、住まうといった一連の行為の総体として現れるものだと思います。それは生きることと同義となるぐらい迫力のあるものだと思います。また、建てることとは希望をつかみとるような行為なのかと思います。
しかし、近代を経て、建てることが産業の世界へと取り込まれてからというものの、建てることと生きることのつながりは薄くなり、建てることの多くは、車やテレビなどの消費財を選ぶこととあまり変わらなくなってしまったように思います。建売を買う、商品化住宅のメニューから選ぶというような行為によって、あまり苦労をせずに整えられた環境を得ることができるようになりましたが、そこで得られる環境は、地域や風土から切り離されたものにとどまるのかもしれません。同時に、住まうこと、その先にある生きることそのものは、根底から揺らいでいるような気がします。住宅から生きる希 望が見えないのです。
東京建築士会の住宅建築賞の応募作品に確認したいのは、住宅が、施主が選びとった環境の中で、生きることや希望とセットになって建っているかどうかです。住宅を通して、生きることの迫力や厚み、ユニークさが、現代においてどのように達成されているのかを見たいと思っています。骨太な作品に出会えることを楽しみにしています。
審査員長 乾 久美子

審査委員
(敬称略)

<審査員長>
乾 久美子
<委員>
青木 淳、金野 千恵、平田 晃久

応募要項
  1. 上記の主旨にかなうもの
  2. 一戸建住宅、集合住宅及び併用住宅等とする(大幅な増改築、公共の建築も含む)
  3. 原則として作品は最近3年以内に竣工したもの
  4. 雑誌等に発表したものでもよい
  5. 建築物の所在地は1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)とする
  6. 応募の点数は自由とする
  7. 審査委員の関与した作品は応募できない
応募資格

応募作品を設計した建築士資格を有し、建築士会正会員である者

提出資料

申込書及び本会指定A2版台紙

  • 第一次審査を通過した場合、建築士免許のコピー及び検査済証のコピー(確認申請不要物件は、不要理由を明記した文章)の提出を求めることがある

図面及び完成写真数点(内・外観)、平面図、立面図、断面図、配置図、設計主旨(300字以内)などをA2版台紙一面(本会指定の用紙・原則として縦使い、パネル化しない)におさめること。
なお、写真の大きさ図面などの縮尺及びレイアウトは自由とする。プレゼンテーションの表現自体は、審査の対象としない。

※詳細は下記ホームページを参照。

提出先

一般社団法人 東京建築士会 住宅建築賞 係
〒104-6204 東京都中央区晴海1-8-12 オフィスタワーZ棟4F
TEL:03-3536-7711

提出期限

2017年1月31日(火)
(郵送の場合は、1月31日(火)の消印があり、審査に間に合うよう到着した物は有効)

登録料

本会正会員:無料(申込時に入会した方を含む)
他県建築士会正会員:一点につき5,000円

表彰
  • 入賞者(5点以内)に対し賞状(盾)及び賞金を贈り、入賞者の中から特に優れたものには金賞を贈る。
    建築賞70,000円 住宅建築賞金賞150,000円
  • 建築主、施工者には入賞を記念する盾を贈呈する
    表彰式:総会の席上(6月上旬予定)
主催

一般社団法人東京建築士会

詳細

http://www.tokyokenchikushikai.or.jp/award/award01.html